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太平洋帆走メガソーラー発電筏

最新ニュース:「2022年9月1日メガソーラ筏模型1号機が進水しました」

以前より提案中のメガソーラー筏構想のフォローアップとして、この度ソーラー筏模型を試作しました。
30mm径のポリエチレン(PE)減圧補強ホースを丸めたφ40cmの円形をサブユニットとし、取り敢えず4個組み合わせた模型としてます。
以前の論文で提案したサブユニットのサイズは25m程度なので縮尺は1/60程度となります。風力・海流による航海のための帆や舵などはそれ専用のサブユニットを100m×100mのユニットに1~2個/16個の割合で連結することと考えています。
PEは適切な接着剤がないため強力な接着テープも多用して、試行錯誤・苦労を重ね、当初予定より大変な時間(3週間)と費用(1.5万円ほど)がかかりました。上版は安上がりのダイソーで買った金網で代用し8cmの支柱(実物高さ5m程度)で支えていますが、日の丸でも貼り付けたいとは思っています。ソーラーパネルやLEDを取り付けることも考え秋葉原にも行きましたが、意外と商品は少なく、バッテリー(電圧12V、重さ1kg)も必要で浮力の点から載せることは不可能と分かりました。計算では浮くことは確認していましたが、本日、近所の児童公園プールで4個連結で浮かしてみました。子供たちが珍しがって質問攻めにあいました。結束バンドで緩く結ばれた4基が、滝が落ちる傍では波に追従して位相差を伴って滑らかに揺れるのが見られ、大変楽しめました。
これからは、大型化を図った筏に小型ソーラーパネルは勿論、加速度計や荷重計などの小型センサー類を載せて海面に浮かべ、主要なデータの測定を行いたいと考えています。
まずは近況ご報告まで。

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